IR≠MICEカジノ

IR≠MICEカジノ

このブログ内でも繰り返し主張し続けてきたことだが、IRとMICEカジノを混同することは完全に間違いである。ここ1ヶ月くらいの間、永田町、霞ヶ関および民間の様々なカジノ関係者とお会いしてお話をしているのだが、改めてこの問題の根深さを感じている次第です。

IR(Integrated Resort: 複合観光施設)とは、カジノを中心として宿泊施設、料飲施設、小売施設、会議施設、娯楽施設など異なる機能を統合させた観光施設のこと。この種の施設は1980年代にラスベガスから誕生した事もあって、古くは「ラスベガス型カジノ (Las Vegas-style casino)」とも呼ばれ、それが全米に広がった1990年代末には「アメリカ型カジノ(American-style casino)」と呼ばれるようになりました。さらに、それがシンガポール、マカオなど世界中に広がった現在においてはIR(Integrated Resort)と呼ばれるのが一般的になっています。

日本で合法化が検討されているカジノもまさにこのスタイルのカジノであり、8月に超党派カジノ議連が示した法案においては、このIRを日本語風に「複合観光施設」と訳し、

会議施設、宿泊施設、飲食施設、物販施設や多様な友好施設あるいは公益的施設等を含み、その中核にカジノを行なう施設を据えた複合的な機能を有する余暇、遊興施設

と定義しています。

しかし、どうも我が国のカジノ合法論議は「MICEカジノ」という特定のIRの形態に偏りすぎた論議になっているのが非常に残念、というか私はそこに危機感すら感じている状況。

MICEとは、Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行), Convention またはConference(大会・学会・国際会議), Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語で、ビジネストラベルの一形態を指す用語。このうち特に国際会議施設や大規模展示場などを含んで複合化したIRを、一般的に「MICEカジノ」と呼びます。(というよりは、一部のカジノ事業者がこの概念を広めようと、好んでこの用語を使っている)

我が国のカジノ合法化論は、実はこのMICE誘致政策と非常に密接に語られており、ともすれば「IR≒MICEカジノ」というような論調で語られています。

しかし、このブログを読んでくれている多くの皆さんは理解してくれていることと思いますが、IRの概念はMICE施設とカジノの複合に限られるものではなく、マリンリゾートとの複合、テーマパークとの複合、ゴルフ場との複合、温泉保養(SPA)施設との複合、スキー場との複合など、より多くの可能性を含むもの。IRとMICEカジノの関係は、論理式で記述するならば「IR⊃MICEカジノ」であって、「IR≒MICEカジノ」ではないということです。

上記のような論調の問題点は、このままの方向で我が国のカジノ合法化論議が進んでゆくと、特に都市圏以外でカジノ誘致を考えている地方の方々が、その論議から取り残されてしまう点にあります。

そもそもMICEカジノというのは、交通インフラや宿泊インフラなど巨大な都市機能の存在が前提となって成立するもの。それを開発するためには、シンガポールのようにすでに成立している都市圏内でカジノ開発を行なう、もしくはラスベガスやマカオのように多数のカジノの集積をもって大都市(カジノ都市)を形成させる以外には成立が不可能なものです。我が国のカジノ合法化は施行数がかなり少数に限定されており、ラスベガスやマカオのようなカジノ都市の組成を目指すものではないですから、必然的に「我が国のカジノは大都市圏近郊になければならない」という方向に論議が収束するのは想像に難くない。

一方で、現在のような路線で我が国のカジノ論議が進められたとして、本当に今後、全国的な賛同を得られるでしょうか? そもそも我が国のカジノ合法論議は、経済縮小に喘ぐ地方都市の方々を中心として支えられてきたものです。その多くは、地方再生の切り札として「カジノ誘致」に可能性を見出し、地域にある様々な観光資源との連携を模索しながら形作られている。その多くは、MICE以外の複合形態を目指したIRなのです。そのような観点から考えると、現在、国の中枢で拡散している「IR≒MICEカジノ」の論調は、「地域の再生」という当初に共有されていた理念とはかけ離れた所で行なわれていると言っても良いでしょう。

繰り返しになりますが、このままの論調で果たして全国民的な賛同を得ることができるのか。もう少し具体的に言えば、それぞれの地元を抱える国会議員の過半数の賛同を得ることができるのか。私は、このままでは論議が深まるにつれて徐々に賛成派の結束も瓦解してゆくことになりはしないかと非常に大きな懸念をしています。

私は専門家として、誤解されて拡散しつつあるIRの定義をもう一度正しい定義に振り戻すこと。すなわちIRの再定義が必要だと考えています。以下、某所より依頼されて作成した資料の一部を皆さんに共有いたします。世界には色んなスタイルのIRが存在し、MICE施設との複合化はその中の一つの形にすぎないのです。

http://www.zumodrive.com/share/8ZYZNjZiNm

2010年12月16日
引用元:http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/cat_70301.html

ネットでカジノが楽しめる! 優良オンラインカジノ

初心者向けのジパングカジノ

オンラインカジノは、24時間ネットを通して自宅で楽しめる本場さながらのゲームです。
実際にお金を賭けてプレイができ、勝ったお金は自分の口座に引き出すことができます。
以前、日本人の主婦が1億円の大当たりを当てて、雑誌に掲載されて人気が出ました。
海外のカジノに行く前に、オンラインカジノでゲームのルールや攻略法を覚える人も多いようです。
中でもジパングカジノは完全日本語サポートなので初心者の方でも安心して遊べますよ。

無料カジノソフトダウンロード

カジノゲームのインストール手順を見る

このページの上部へ